活動の様子 - これまでの活動 - 2011/11/20

急転直下の事態で、かえるクラブの最終活動日となった1120日、

「陣馬山登山と温泉のたび」が催行されました。

 

前日に降った大雨の影響が心配されましたが、ふたを開けてみると、

心地よい登山日和の一日となりました。

 

新宿駅で集合したみんなで、電車に乗ってまずは藤野駅まで向かいます。

子どもたちの「まだー?」の声を聴きながら乗車すること1時間20分。目的の藤野駅に到着です。周りにも登山スタイルの一般の方や、ボーイスカウトの一団が見られ、登山への期待が少しずつ高まります。

まずは駅前でトイレ確認&出発準備。

始めに準備胎動をして、しっかり体を慣らします。スタッフの掛け声に合わせて、子どもたちも声を出しながら、けがを防止します。続いて靴ひもの確認や軍手の準備などをして、安全に登山ができるように装備を整えます。

歩くときの注意を受けて、いざ出発です!

 

 

実は藤野駅から陣馬山の登山口までは徒歩で約30分かかります。トンネルを抜け、坂を下り、川を渡ってやっと着いたー! と、いうところから登山はスタートです。

はじめの100mですでに疲労しているスタッフもいましたが、子どもたちは元気にぐんぐん登っていきます。途中途中で赤や黄色に色づいた美しい紅葉が目に飛び込んできました。

足元は心配したほどのぬかるみはなかったものの、一部は滑りやすくなっており、慎重に進む必要のあるところもありましたが、子どもたちは軍手をはめた手をうまく使いながら、元気に歩みを進めていました。それでも、陣馬山は高尾山よりも標高が高く、857mもあります。実に、634mの東京スカイツリーよりも223mも高いのです。(ちなみに高尾山の標高は599mです。そう考えると、スカイツリーは高尾山よりも高いのですから、人間の作るものとしては壮大ですね。) 休憩の際にはお茶を少しずつ飲み、支給される飴をなめながら、励ましあって頂上を目指しました。

次第に「お腹すいたー!」「つかれたー!」の声も上がり始めましたが、そのピークを二度ほどこえたあたりで、ようやく頂上が見えてきました。時間にして3時間、みんなよく登りました。お昼の12時半ちょうどに山頂着で、スタッフが想定した時間ピッタリにたどり着くことができたのは、子どもたちが一生懸命に歩いたからにほかなりません。

すがすがしく広がる眼下の風景を眺めながら、お昼ごはんの時間です。それぞれがおうちの方の作ってくださった美味しいお弁当をほおばり、棒になった足の疲れを癒しながらのとてもうれしい時間です。子どもたちはいつもそうですが、「疲れた」と言っていても、すぐに体力は回復するようです。ご飯を食べ終わったとたんに鬼ごっこが始まりました。

スタッフの中でも若い大学生の子が、子どもたちとはしゃぎまわる様子を、目を細めて眺めながら、年寄スタッフは昔を懐かしむのでした。

 

さて頂上で記念写真を撮ったら、今度は下山です。

下山は下山で、結構足に来るものがあります。リズム良く下りないと、足への負担が大きくなりますが、やはり歩きにくい箇所もあり、次第に足が震えてきます。少しずつ歩みを進めて、ふもと近くにある温泉を目指します。

今回はこの温泉を楽しみに来ている子どもも多く、ワクワクしながら下山です。

途中で通りかかる民家に植わっている柿やゆずに、たわわに実っている実を目にして、秋の深まりを感じながら、時間にして2時間の下山。これまたちょうど想定通りの15時半に、陣谷温泉へたどり着きました。

早速にお風呂の準備をして、浴場へ向かいます。

こじんまりした雰囲気ではありますが、みんなで入るにはちょうど良い大きさ。何と言っても、窓の外には美しい紅葉、そして総檜張りの浴槽にたたえられた、新鮮な温泉に身を預けると、今日一日の疲れが溶けていくようです。

それぞれゆっくりと温まった後は、畳のお部屋でしばしくつろぎの時間。ちょっとした室内遊びをして楽しい時間を過ごします。

予定の電車に間に合うように、温泉から駅までバス移動です。あたりはすっかり暗くなり始めていました。

駅に到着し、予定にはありませんでしたが、子どもたちにアイスをプレゼント。すでに気温も下がり始めていたので、しっかりと上着を着せて湯冷めしないように気を配り、電車の到着を待ちました。後は帰るだけとほっとしたころ、何とここへきてトラブル発生。電車が人身事故で止まってしまったというのです。こうなっては、子どもたちの帰着の時間も遅くなると判断し、まずは親御さんへの電話連絡。そして、駅そばのお店でパンを購入して、とりあえずの虫おさえとして子どもたちに配りました。子どもたちが偉かったのは、こうした事態にもかかわらず、スタッフの説明を聞き入れて、静かに電車の運行再開を待てたことです。

幸い、電車の遅れは30分ほどで復旧したので、新宿へ向けて動き出すことができました。

電車内では疲れのためにすやすや眠っている子もいれば、どこからの体力がわいてくるのかと思うほどおしゃべりに花を咲かせている子も。

ほかのお客さんへ迷惑にならないように騒々しさを注意しながら、新宿へ向けて最後の移動時間です。

やっとという感じで新宿に到着し、解散式です。解散が遅れてしまったにもかかわらず、おうちの方々は温かく迎えてくださいました。

 

今回は、かえるクラブとして最後のイベントでしたが、子どもたちは本当によく頑張ったと思います。一生懸命歩き、きっちりとペースを守ることができました。全体が良くまとまっていたと思います。正直に言って、大人でもハードに感じる陣馬山を登り切ったのは、とても立派です。みんなそれだけ秘めている力を持っているのですから、これからもいろいろな場でその力を発揮し続けてくれればうれしいです。

かえるクラブとして活動することができたのは、1年半という短い期間でしたが、その中で素晴らしい思い出や充実した時間をスタッフ、子どもたちと一緒に共有できたのは本当に幸せなことでした。これまで支えてくださった方々、スタッフ、保護者のみなさん、そして何より子どもたちに心からの感謝を申し上げます。これからもみなさんが素晴らしい日々を歩んでいかれることをお祈りしています。

 

かえるクラブは、20103月に発足し、週末の活動や長期休暇のキャンプなど、たくさんの活動を経て、20111120日をもって活動を休止することになりました。

HPにつきましても、本報告が最後の更新となります。

ご支援くださいました皆様、これまで本当にありがとうございました

 

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